こんにちは、「たこやき。」です。
ランタン作製シリーズの第5弾(後編)です。
今日はランタン作製シリーズ最後の宿題として、
・もっと簡単に季節ごとに使えるようにしたい。
・デザインに合わせて光も変えたい。
この2点の解決を目指します。
結論から言うとなんとかなりました。トップの写真がその結果です。
発想としては、デザインの変更がしやすいように、サイコロ状の6面と発光部を完全に分離してしまおうと考えました。
イメージとしては着せ替え人形のような感じでしょうか。(ガンオタ的には、ムーバブルフレームに装甲を取り付けるような感じです。)
発光する部分が人形本体(ムーバブルフレーム)、6面体が衣装(装甲)にあたります。
いろいろと考えた結果、現在のボタン電池駆動orUSB駆動の2way方式はあきらめ、電池駆動をオミットしてUSB駆動のみとします。ついでに主電源のスイッチもポイ。
そうすることで外装を作製する際、背面パーツのUSBコネクタ用の穴のみを考慮すればよく、余計な手間がなくなります。
そしてもう1つの宿題については、LED部分をソケット化してしまえば好きな色のLEDに簡単に変更できるようになりそうです。
こんなものをホームセンターで見つけてきました。(さすがに100円ショップには無いです・・・。)
これで求める形になるはず・・・。
ということで、内部ユニット(発光部)の作製です。
ダイソーのこいつから必要な部分だけを使用します。
電池ボックスは不要なので基板のみを取り外します。
主電源のスイッチも取り外して、その部分は短絡させてしまいます。
LEDはソケットに変更するのでこれも取り外してしまいます。
こんな感じです。
この基板にLEDのソケットと、前回までと同様にUSBのコネクタを付ければOKです。
内部ユニット本体はせっかくなのでこちらもアイロンビーズで作製しました。これまでのキューブより一回り小さく作製し、ぴったり収まるサイズとしています。また、収まりやすくするよう、各辺に軽くアイロンをあて、面取りしています。
各方向からの写真がこちら。前面左下部にセンサー、左面後方にUSBコネクタがこれまで同様に位置し、中心上向きにLEDソケットが配置してあります。底面は光を必要以上に通す必要が無いため、あえてグレーにしています。
こちらはLEDを取り付けた状態です。
早速実験。外装にテレサ、LEDは青色を選択し点灯させてみます。
なかなかいい感じです。が、少し気になることが。
下側3分の1くらいがやや暗い気がします。
ちょっとユニットの構造に問題があるようです。原因はこんな感じ。
LEDソケットを中心に固定するために作った板状の部分や、基板類が光の妨げになっているようです。
ここまできたら妥協したくないのでさらに改良します。
それがこちら。
基本的な構造は同じですが、LEDソケットを固定する部分の構造を変更、基板の位置も変更しました。
先ほどと同様に、外装をテレサ、LEDは青色を選択し点灯させてみます。
ビフォーアフター。
右が改善前、左が改善後です。良くなっています。
では、LEDをいろいろ変更してみましょう。
左上がブルー、右上がレッド、左下がオレンジ、右下がブラックライトです。
ほかにこんなLEDもありました。ダイソーのハロウィンランプから外したものです。
予備のLEDはフレームの後方に刺して保管も可能です。(たまたまです。)
これでようやく完成です。軽い気持ちでカボチャのランタンもどきを作り始め、結果としてかなり長い工程の作品になりました。時間と手間はかかりましたが、その分満足のいく作品ができた気がします。
次回、せっかくなのでなにか別の外装を作って、着せ替えてみようと思います。